第6章 アリたちは互いを知らない
大きな脳を持つ脊椎動物がふつうは2,30の個体からなる社会を営むのが精一杯だとしたら〜〜
これ、人間は50人くらいが一番群れとして安心するらしいです(NHKのドキュメンタリー)。交代で眠ることができて、互いに顔が覚えられる最適数みたい。アリの社会も、そんな個体の制約から、社会の規模が決まったりするのだろうか。
50って意外と多いですね。1クラス(35人)くらいかなーと思ってました。
顔と名前が一致する規模っぽい
アルゼンチンアリの帝国には仰天させられる
気になる。。。
行ってみたい
あ、なるほど巨大なスーパーコロニーなんですね
タイトル通り、アリ達は明らかに、社会のメンバーたちをお互いに知らないっぽい
顔は認識できるっぽい
と思ったらアシナガバチが例外で認識できるだけか。
ほとんどの社会性昆虫は個体を認識しないっぽい
顔は認識するけど個体は認識しないってことなのかな?(コロニーメンバーかどうかの判断はできているのか?)
アシナガバチの一種は生殖のための喧嘩のときだけ互いの顔を認識するが、それ以外は覚える必要がない
つまりアリたちは、私たち脊髄動物のように社会の中で競争相手と対決したり味方を作ったりしなくてはならない状況を もともと回避しているのだ〜〜〜アリにとって重要なのは個体ではなく社会なのだ
「アリにとって重要なのは個体ではなく社会だけなのだ。」
人間の世界では、社会を重んじるコロニーと個体(個人)を重んじるコロニーといるけれど、どんな要素が影響してコロニーの特性を作り出しているんだろう。あと単純に個体を識別しない社会ってどんな感じなのかなーと思った。
この世界は楽しいのかなぁと思ってしまった。すごいけどその世界には行きたくないような…
ここだけ読むと共産主義っぽい
同じくそう思ったw
個体間の関係性ではなく、属している社会間の関係性のほうを重視するということかな??
各個体が単機能すぎて、社会の単位で機能群が形成されないと生存に必要な機能が揃わないとか、そんな背景があるのだろうか。。。でもそのへんは人間でも同じなような。。
そもそも人間のモデルと比較するのもおこがましいけど、成人発達モデルのunitive(一体)のようにも聞こえて興味深い。
スーパーコロニー間の戦争状態の期間凄いな
同じコロニー内なら簡単に適用できる順応力は凄い
そしてコロニーをまたいだときの殺伐さもすごい
どの地点において自分の社会が終わり次の社会が始まっているのかを、どうやって知ることができるのか?
移動は認識してるってことかな?すんなりふるまえるということは、いまどのような社会にいるかを認識しているということ?
中心となる巣を持たないアルゼンチンアリは生涯を通じてスーパーコロニーの中をさすらっている
自分の部屋とか作業スペース欲しいなぁ
匂いというかフェロモンで仲間かどうでないかを判断してたのか
ゴキブリとかに触れるだけで外部の仲間ではない匂いがついて殺し合いが始まってしまう
匂いで見分けるとかシンプルなルールは良いけど、何かミスると一気に崩壊しちゃいそう
「集団としてのアイデンティティのしるしを持つ種の社会はまさに匿名社会である。」
これを読んで肌の色で識別し差別し攻撃をする人間も匿名性の社会なのかな、と思った。
「集団に加わるためのしるし」に書いてあるところを読むと、炭化水素の匂いという遺伝子にコードされているものを使って判断するっぽいので通ずるものがありますね